内臓
胃腸の不調と頭痛、腰痛の関係について
なんとく胃腸の調子が
今年の夏は特に暑いですね。暑い日が続くと、ついつい冷たいものばかり摂りがちになりやすいですね。冷たいものばかり摂ってしまうと胃腸の調子を崩しやすくなってしまいます。そうすると「なんとなく胃の調子が悪い」「食欲が出ない」「お腹が張る」など、胃腸の不調にお悩みの方は多いのではないでしょうか?
実は、このような胃腸の不調が、頭痛や腰痛といった一見関係なさそうな不調にもつながっていることがあります。
当院では、鍼灸や整体を用いたアプローチで、内臓と全身のバランスを整え、不調を根本から改善する施術を行っています。
胃腸と頭痛・腰痛の関係とは?
東洋医学では、「内臓の疲れは筋肉や関節のこわばりを引き起こす」と考えられています。
胃腸が弱っていると、自律神経のバランスが崩れ、緊張型頭痛や片頭痛の原因になることがあります。
また、内臓の機能低下は体幹の筋肉が硬くなってしまい、腰痛を引き起こす要因にもなります。慢性的な胃の不調を抱えている方の多くに、腰まわりの筋肉の緊張が見られます。
鍼灸で整える「胃腸」と「自律神経」
鍼灸は、胃腸の働きを整えるだけでなく、自律神経のバランスを回復させるのに非常に有効です。
例えば、足三里(あしさんり)や中脘(ちゅうかん)など、消化器系に働きかけるツボに鍼を行うことで、胃腸の機能を活性化し、頭痛や倦怠感などの不定愁訴を軽減できます。
自律神経の乱れによる頭痛や胃もたれを抱える方には、定期的な鍼灸施術が効果的です。
整体で姿勢と内臓の関係をリセット
整体では、背骨や骨盤の歪みを整えることで、内臓が正しい位置で機能しやすいようサポートします。
特に猫背や反り腰などの姿勢不良は、胃や腸を圧迫し、消化不良や便秘の原因となることも。また、姿勢が整うことで腹部の血流が改善し、腰痛の軽減にもつながります。
整体で姿勢を調整し、胃腸の不調からくる身体の負担を軽くしていきましょう。
胃腸のケアは頭痛・腰痛の根本改善につながる
慢性的な頭痛や腰痛にお悩みの方は、「胃腸なんて関係ない」と思われるかもしれません。しかし体はつながっています。内臓の疲れが筋肉に現れるのは、決して珍しいことではありません。
鍼灸と整体を組み合わせたアプローチで、内臓から全身のバランスを整えることで、症状の根本改善を目指すことができます。
まとめ
胃腸の不調がもたらす不快な症状――頭痛・腰痛・だるさ――は、鍼灸と整体でしっかりケアできます。
「薬に頼らず、体質から整えたい」という方は、ぜひ一度ご相談ください。
あなたの体に本来備わっている「治る力」を、東洋医学の力で引き出しましょう