姿勢
股関節と腰痛の深い関係
はじめに
上本町では数多くのオフィスや文教区というのもあり、勉強に励む学生など座って一日を過ごす方がたくさん居られます。
その中でも整形外科や整骨院に行っても、なかなか改善されない腰痛や頭痛で悩まれているという声をよく聞いております。
腰が痛いと腰ばかり、頭痛があると首ばかり触られることが多いのですが、実を言うと腰痛も頭痛も股関節と大きく関わりがあることをご存知でしたでしょうか。
今回は「股関節と腰痛、頭痛の関わり」について解説していきます。
股関節と腰痛の関係性
・股間節が硬いと腰に負担がかかる仕組み
股関節は脚と骨盤を繋ぐ関節であり、歩行や立ち上がり、寝返りなど座っているとき以外は常に動作と密接に関係しています。
股関節が硬いと腰が股関節の代わりに動作をしますので、常に前屈みの姿勢になってしまいます。
・姿勢の歪みや運動不足との関連
常にそのような姿勢で生活していますと、背骨の腰に当たる部分である腰椎の間にある椎間板に負担がかかったような姿勢が状態化してしまいますので、その状態が長く続くと椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症のようななかなか治らない病変になってしまうことがあります。
・座り仕事の方は特に
ウォーキングやスクワットのような簡単な運動でも良いので股関節を動かすのが重要なのですが、座り仕事の方などは常に股関節に負担をかけてしまいますと股関節が硬くなり、前述のように腰を痛めてしまいます。
股関節と頭痛の関係
・股関節が硬いと頭痛になる仕組み
股関節が硬いとカラダが前かがみの姿勢になるということは、先ほどお伝えしましたが、その状態が常態化してしまいますと背骨のクッション機能であるS字カーブが崩れてしまい、猫背や反り腰になってしまいます。
そうなると首が前に出たような状態になってしまいますので、首の筋肉が緊張してしまい緊張型頭痛や片頭痛などを誘発してしまいます。
・筋膜のつながり
股関節まわりの筋肉(腸腰筋・大腿直筋・ハムストリングス)は、筋膜を通じて背骨・首・頭までつながっています。
股関節に関連する筋肉の緊張が強いと、関連する筋膜から筋肉が緊張し後頭部にある後頭下筋群が緊張し、頭痛や眼精疲労を引き起こしてしまいます。
鍼灸でできること
・血流改善・筋肉の緊張緩和
鍼灸はツボや経絡を通じて自律神経や筋肉に作用し、血流の悪いところや筋肉が緊張しているところを改善してくれる作用があります。
・自律神経を整えて痛みを和らげる効果
仕事が忙しい人やスマホ依存症の人など常に交感神経が優位な人は筋肉が緊張したり、血流が悪くなったりしています。鍼灸は副交感神経を刺激してくれますので、血流を改善したり、筋肉が緩みやすい状態にカラダを整えてくれます。
整体でできること
・骨盤・股関節の可動域を広げる調整
股関節や骨盤の位置がズレていますと関連する関節が硬くなります。関節の細かなズレを矯正することにより、正常な位置に関節の状態に整えます。
・腰のバランスを取り根本改善につなげる
また腰椎など背骨のねじれが出ていますと、ヘルニアや狭窄症など脊椎に関する疾患の原因になってしまいますので、そのようなねじれを取るような関節の矯正をしていき、脊椎の状態を整えます。
セルフケアの方法
・股関節ストレッチ
「ランジストレッチ」や仰向けでお尻を抱えるようなストレッチをすると股関節に有効です。
・骨盤の安定化トレーニング
特に座っている時間が長い人は、常に骨盤がストレスにさらされやすいリスクにあります。なのでブリッジやスクワットなどは骨盤の安定化につながりやすいです。ピラティスやヨガも良いでしょう。
上本町で専門ケアを受けるメリット
上本町エリアは近鉄線や地下鉄谷町九丁目駅からアクセスがよく、さまざまな地域の方が交通の乗り換えなどでよく行き来されています。カラダリセットはマンションの一室ながら駅から徒歩3分と非常にアクセスがよく、この暑い季節にも関わらず他の地域エリアからたくさんの方が治療に来てくださいます。
プライベートサロンのような雰囲気ですので、よく相談しやすい、仕事のグチを出せてスッキリするなどと言っていただけます。なかなか腰痛が改善しない、頭痛薬を飲みたくないという方はカラダリセットへ一度ご相談してください。
まとめ
腰痛や頭痛でなかなか改善されない方は股関節からカラダの見直しをしてみてくださいね。またセルフケアなどでできることをしてみて股関節の状態を改善するのも良いでしょう。どうしてもセルフケアで改善できないという方や忙しくてできないという方は、ホームページに予約フォームやお問い合わせフォームがありますので、ご活用くださいませ。