自律神経
光と睡眠の関係について
眩い日差し
今年はから梅雨のせいか、一日中眩いばかりの日差しが強く、一日が長く感じますね。
ここまで日差しが強いと朝の目覚めが早くなってしまいがちで、夜が遅くなってしまうと寝不足気味な日を過ごしてしまうことがあり、「睡眠の質」が下がってきます。
朝の過ごし方がカギ
太陽光を浴びることで脳内にセロトニンが分泌されます。
セロトニンは気分の安定を助け、夜にはメラトニンへと変化し、自然な眠気を促します。
このサイクルは「サーカディアンリズム」と呼ばれ、睡眠と覚醒のリズムの根幹と言えます。
さらに、起床後に光を浴びることで視交叉上核という体内時計の中枢が刺激され、メラトニンの分泌が一時的に抑えられ、日中に活動しやすくなります。
光習慣チェックリスト
それではどのようにしたら睡眠の質は改善されるのでしょうか。
以下の項目に「はい」と答えられれば、睡眠の質改善に近づいています。
✅ 起床後30分以内に太陽光を浴びている
✅ 朝食に卵・バナナ・納豆などトリプトファンを含む食品を食べている
✅ 曇りの日でも屋外で過ごす習慣がある
✅ 夜はスマホ・PCを就寝の1時間前には控えている
✅ 部屋の照明は暖色系を使っている
3つ以上チェックがついた方は、すでに“快眠に向けた光習慣”が定着し始めています。
まとめ
「ぐっすり眠るために何をすればいいか?」その答えは朝の光を味方につけること。
太陽とホルモンのリズムを味方につければ眠りの質が自然と整い、心身の回復力も高まります。
ぜひ今日の朝から太陽を浴びてみてください。その問いが夜の快眠への第一歩です。